私たちはクリエイター集団です。ブロンプトンの自転車を作り、人々の手に届け、それを人が走らせ、ルートを探し、楽しむために、ブロンプトンの社員の誰もが小さな役割を担っています。

最初のスケッチから完成品の撮影まで、製品が世に出るまでに裏方で働く人たちがいるからこそ、私たちは際立つことができるのです。

ブロンプトンの仲間たち

 

 

ブロンプトンの仲間たち、シェフィールド工場の溶接チームコーディネーター、アダム・タジ

 

ブロンプトンでのあなたの役割について教えてください

シェフィールド工場でチームコーディネーターをやっています。溶接を行い、その日の生産計画を立て、他の溶接工を指導しています。目標を設定し、それを達成するために現場が計画通りに動いているかどうかを確認します。

 

 

 

この仕事を選んだきっかけは何ですか？もしくは、どうやってこの仕事にたどり着いたのでしょうか？

5年前に溶接工の見習いとしてブロンプトンに入社しました。手に職をつけられる仕事を探していたので、この仕事に応募したところ、機会を与えてもらえました。私はシェフィールド工場に4人目として入社し、以来、工場は成長を続けています。

 

 

T Lineプロジェクトに取り組み始めたとき、最初に考えたことは何ですか？

とても興味がありました。これはブロンプトンにとって新たなチャンスだと思いました。私たちが考えていたのは、自転車の一部分だけのことではありませんでした。それは自転車全体に及ぶことなので、製品の品質を完璧にすることは大きなチャレンジであり、私たちの功績につながるものだと思いました。それは次のレベルへの飛躍だと感じました。

 

 

プロジェクトでの楽しい思い出を教えてください。また、最大の難関は何だったのか？

開発面での挑戦は本当に楽しかったです。私は初期の試作車づくりに携わっていましたが、複雑でした。TIG（タングステンイナートガス）の溶接工としては、間近で快適に作業する必要があります。完璧な溶接をするために正しい位置を得るのは簡単ではありませんでした。各チームが新しい治具を開発し、多くの労力が必要でしたが、私たちは時間をかけて大きな改善を成し遂げました。そして、やり遂げたのです。私たちは基準をクリアしました。

 

 

ブロンプトンでの仕事の魅力は何だと思いますか？

ここで働く人たちは、とても和やかな雰囲気で、みんな仲が良く、楽しいです。また、仕事もリラックスしてできます。溶接は紙に字を書くようなものです。自分が何をしているのかがわかれば、流れができて、リラックスしながら作業できます。自分の溶接スタイルをつくりあげ、どんな技術が自分に合っているかを見つけるのです。

 

 

この事業では多くの異なる役割があり、さまざまなスキルや特性が必要とされます。今日は何でもできる日だとしたら、何をしますか？

設計工学的な面で何かやってみたいです。T Lineの開発中に、とても興味をそそられました。自転車を作りあげてから、その製品をより良くするためには何が必要か、どのように設計を変更すればもっと効率的になるかをチームにフィードバックすることが楽しかったです。

 

 

入社以来、ブロンプトンで最も印象に残っていることを教えてください。

記録破りですね。1週間で私ほど多くのフレームを作った人は誰もいませんし、それに近い記録を持った人もいません。この達成記録は気に入っています。負けず嫌いなんです。チームとしても、いい意味でみんなそうです。誰もが自分の能力を少しでも高めようとします。それが一人ひとりがもっと強く、より良くなるような挑戦へと背中を押してくれるのです。

 

 

リラックスしてくつろぐことは、どんなときでも欠かせません。仕事以外の時間はどのように過ごすのが好きですか？

ほとんどの時間はジムでボクシングに費やしています。かつてはマッチに出場していました。13戦してヨークシャーベルトを獲得したこともあります。コロナの流行で途絶えてしまったけど、またトレーニングして出場したいですね。ボクシングをやっていると、規律、競争力、専心することを学べます。これは何事にも応用できます。職場でレビューがあると、これが私の人生の中で最大のことだといつも言っています。私を私たらしめているものなのです。

 

 

ブロンプトンの小さな折りたたみ自転車が最初のスケッチから出荷に至るまでには、スタッフ一人ひとりのたゆまぬ努力が必要なのです。私たちの素晴らしいチームについて、詳しくはこちらをご覧ください。