私たちはクリエイター集団です。ブロンプトンの自転車を作り、人々の手に届け、それを人が走らせ、ルートを探し、楽しむために、ブロンプトンの社員の誰もが小さな役割を担っています。
最初のスケッチから完成品の撮影まで、製品が世に出るまでに裏方で働く人たちがいるからこそ、私たちは際立つことができるのです。
ブロンプトンの仲間たち
ブロンプトンの仲間たち、シェフィールド工場の溶接チームリーダー、マット・カーク
あなたの役割について少し教えてください。
私はブロンプトンシェフィールド工場のチームリーダーであり、文字通り従業員第1号でした!何もない部屋からスタートしたこのチームは、何年もかけて、人材を揃え、新たな機械を開発して作り上げてきました。
この仕事を選んだきっかけは何ですか?もしくは、どうやってこの仕事にたどり着いたのでしょうか?
私は運が良かったのです。製造業でキャリアを積むには、資格と経験が必要です。私はそのどちらも持っていませんでしたが、勤務態度が良かったことと、チームに入ってやりがいのある仕事をしたいと思っていました。航空宇宙産業で働くコード化された(資格と豊富な経験のある)溶接工によって鍛えられました。プロジェクトをもらい、ものづくりを教わりました。まず、私は溶接工になりました。それから、有能な溶接工になりました。そして、ロンドンのチームに支えられながら、チームリーダーとなりました。今は私が師と仰ぐ人と一緒に事業体制を整備し、プロダクションマネージャーを目指しています。ここでは人にチャンスが与えられます。こうして私はこの役割にたどり着きました。
T Lineプロジェクトに取り組み始めたとき、最初に考えたことは何ですか?
実際に工場で開発を始めたときは、本当にワクワクしました。すべてのデザイン作業に驚かされました。すべての部品をどう組み合わせるかを考え出し、金属疲労度を正しく把握し、溶接が厳密な基準に達している必要がありました。ゼロからのスタートだったのです。
このプロジェクトでの楽しい思い出と、最大の課題は何でしたか?
一番の思い出は、最初に完成した自転車を見たときです。ロンドン工場から箱が届き、開けると自分が作ったフレームが入っていて、「わー!」と思いました。自分たちがやってきたことを誇りに思いました。
最大の課題、あるいは優先課題は、需要に見合うように工程を最適化することです。手が届きにくく、溶接が難しい部品もあります。作業中に皆が快適に過ごせるようにすることと、自分たちで設定した溶接基準を維持することが重要です。設計エンジニア、製造、工作機械の間を行ったり来たりしながら、すべてにおいて最良の方法を確実に見つけ出していくのです。
ブロンプトンでの仕事の魅力は何だと思いますか?
たゆまぬ前進ですかね。ここが特別なのは、会社が私に投資してくれることです。今まで誰もそんなことはしてくれませんでした。まあ、家族はしてくれましたが、それとは話が違います。いい仕事をすれば、次のレベルに行くためのサポートが受けられます。ここにはオールハンズ(チーフから全社的な最新情報を得るための全員参加型ツール)があります。私としては、これに尽きると思いますし、また全員に情報を与えるためのものでもあります。私は、これが意味するところが大好きです。
この事業では多くの異なる役割があり、さまざまなスキルや特性が必要とされます。一日だけ役割を交代したい人はいますか?
私ならオールハンズを整理します!参加する人たちが少しでも快適に使えるように改善します。あっ、そうだ、ポール・ウィリアムズ(製造ディレクター)と一日入れ替わってみるのもいいかも。一日だけ大ボスになって、それがどんなものなのか知ってみたいです!1日だけだけどね。
入社以来、ブロンプトンで最も印象に残っていることを教えてください。
ブロンプトンワールドチャンピオンシップで、チーム全員がロンドンに招待されたときです。
2018年だったと思います。みんなでロンドンに行って、ホテルに泊めてもらったんです。みんなが仕事から解放されてくつろいでるのを見るのは、本当に気分が良かったですね。ロンドンでサイクリングして、とても楽しい時間を過ごしました。
リラックスしてくつろぐことは、どんなときでも大切なことです。仕事以外の時間はどのように過ごすのが好きですか?
私は退屈なんてしないんです。つまり、こういうことですよ。料理や味付けを工夫するのが好きで、最後においしいものができたときは、最高の気分です。マウンテンバイクをよくやりますし、写真も少しやります。バイクレースにカメラを持っていくのが好きです。飛行機オタクでもあるので、航空ショーにもよく行きます。頭の体操をしたり、いつでも頭を使っているのが好きです。
ブロンプトンの小さな折りたたみ自転車が最初のスケッチから出荷に至るまでには、スタッフ一人ひとりのたゆまぬ努力が必要なのです。私たちの素晴らしいチームについて、詳しくはこちらをご覧ください 。