デザイナーであり、モノづくりの職人でもあり、“テキスタイルのシャーマン”とも称されるGraeme Raeburn。
サイン入りのBromptonと過ごした15年、“役に立つものをつくること”こそが責任あるデザインだと語る理由、そして4,000ポンドの交通違反の話まで。
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「誰にとっても、どんな暮らしの中でも、Bromptonは必要だと思うんです。
だって、僕は自分のBromptonが本当に大好きだから。」
デザイナーであり、モノづくりの職人でもあり、“テキスタイルのシャーマン”とも称されるGraeme Raeburn。
サイン入りのBromptonと過ごした15年、“役に立つものをつくること”こそが責任あるデザインだと語る理由、そして4,000ポンドの交通違反の話まで。

Bromptonともう15年?
「そうですね。最初から本当に気に入っています。当時は自転車のメカニックとして働いていて、工場に直接注文しました。工場の前を通るたびに“あそこで僕の自転車が組み上がっているんだ”と思いながらワクワクしていました。
あまり“自転車オタク”みたいな話はしたくないけれど、僕は“仕組み”を理解するのが好きなんです。折りたたみ機構を研究して、その革新性やエンジニアリングとしての完成度に驚きました。とても巧妙で、今でもほとんど他に匹敵するものがありません。」

Bromptonをカスタムしていますか?
「少しだけ、大きなことはしていません。あ、でも一つだけ特別なものがあって―トップチューブにブラッドリー・ウィギンスのサインが入っているんですよ。彼が2008年のオリンピックで金メダルを2つ獲得した直後に書いてくれたものです。それが消えないようにクリアラッカーを塗りました。
最近、服のリペアワークショップをやっていた時、人生で見た中で一番“改造され尽くしたBrompton”に乗ってきた人がいて、本当に驚きました。ものすごい愛情が込められていて…それはひとつのカルチャーなんですよね。」

服のリペアワークショップについて教えてください。
「いま僕は、Albion(サイクリングウェアブランド)とChristopher Raeburn(革新的ファッションブランド)で働いています。
そこで僕たちは“長く使える価値”をつくることを徹底しているんです。自社製品には生涯無料のリペアを提供し、他ブランドのサイクルウェアも直しています。
世の中の多くの会社が、残反生地を使うとか、パッチワークや製品の最終処分について語るけれど、それが“たくさん使われない服”なら意味がないんです。
フィットが悪い、修理できない、あるいはすぐに時代遅れになるようにデザインされているなら、それは責任あるデザインとは言えません。
いま必要なのは、“長く使えるものをつくること”。
人は新しいものを求めるけれど、僕たちはスピードを少し落として“買う量”を減らすべきだと思います。
脱炭素化が進む時代に生きているのは素晴らしいことだけれど、それでもまだ十分なスピードではありません。」

Bromptonの進化についてはどう思いますか?
「街中で本当に多く見かけるようになりました。新しいモデルは洗練されていて、初期のモデルは“始まり”らしい機械的な雰囲気があります。
最近T Lineを手に入れたのですが、その軽さは本当に衝撃的です。進化を感じますね。フレームこそ違うけれど、ちゃんと“Bromptonらしさ”が残っている。
あの美しいシルバーの生地仕上げも素晴らしい。これはまさに“進化”です。
僕にとってBromptonの価値は変わりません。そこから得られるものがとても大きいから。」




今でも同じように使っていますか?
「うん、変わらず使っています。家とスタジオの行き来で荷物を運ぶことが多いので、カーゴバイクと使い分けていますね。
街中でのミーティングにはBrompton。屋内に持ち込める安心感もあるし、帰りが疲れていたら電車に乗れる柔軟さもある。そこがBromptonの真価だと思います。
この前ニュースで、ある建築業者が“低交通エリア(LTN)でカメラに引っかかって4,000ポンドの罰金を取られた”とぼやいていたんです。ちょっと資材を買いに行くときに引っかかったとかで。その時僕は思いました。“電動Bromptonをバンに積めばいいじゃないか。必要な時にサッと取り出して移動すればいい。それで全部解決するのに”って。
たぶん誰にとっても、どんな暮らしの中でもBromptonは必要だと思うんです。
だって、僕は自分のBromptonが本当に大好きだから。」

GraemeのBromptonは、ロンドンのキュー・ブリッジにあった第2ブロンプトン工場で手作業で組み立てられました。
記録によると、2008年6月9日にフレームが完成し、シリアルが刻まれています。
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ロンドンとエセックスを行き来しながら働くフォトグラファー、Jack。父とのつながり、TVドラマの裏話、そしてパンデミック中に生まれたコミュニティプロジェクト。
彼のBromptonストーリーは、日常の中の“ちょっと特別な瞬間”であふれています。
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