David Millar riding a Brompton x CHPT3 bike downhill David Millar riding a Brompton x CHPT3 bike downhill

Brompton x CHPT 3

元自転車競技選手のデヴィッド・ミラーが創設したブランド、CHPT3とのコラボレーション設計。ロードバイク愛好家が選ぶ、CHPT3向けに作られたユニークでカスタム設計のBromptonは、スタイリッシュで、走りが速く、どんな街でも際立つこと間違いありません。

 

はじまり

2015年、デヴィッド・ミラーはBromptonのCEOウィル・バトラー・アダムスと出会いました。デヴィッドが、自転車に乗るのはトレーニングと競技の時だけで、街中で自転車に乗ることは滅多にないと伝えたところ、筋金入りのバイカーにとって、最高のBromptonとは?という話題に転じ、今までの技術の寄せ集めではなく、軽量で、余分なものを削ぎ落とし、ダイナミックでありながら毎日乗るのに便利な自転車とは何かという話し合いになりました。 これがコラボレーションに繋がり、Brompton x CHPT3のアイデアが生まれた瞬間だったのです
Brompton x CHPT3 History

トライアル

2016年、Brompton x CHPT3の最初の試作品が完成しました。デヴィッドは、その前年にさまざまなBromptonに乗り、CHPT3バージョンに必要な仕様を試行錯誤しながら編み出しました。彼のレーサーとしてのDNAが浮き彫りとなったブリーフィングは簡潔で、いわゆる軽量性が高く、頑丈で、より積極的なライドと乗り心地というものでした。実際は、これよりもシンプルで、BromptonをBMXに乗っている感覚にすることは可能か?といった具合でした。トライアルの舞台は、2016年のツール・ド・フランスで、デヴィッドとネッド・ボールティングがステージの前後3週間にわたり、フランス全土、さらにはルート途中の高い峠も何か所か通り、試乗テストとしては適切でした。
A man cooling off with water on his head with a Brompton x CHPT3 leaning behind him

開発

2017年もCHPT3 Bromptonの開発は続き、年末に製造を控えていました。チタン製の部品がロンドンの新設工場に備蓄され、Scwhalbe社がデヴィッドのレーシングバイクにマッチしたタンウォールタイヤの製造に取り掛かりました。
A black and white photograph of David Millar overlooking a bridge on his CHPT3 Brompton bike

2018年エディション

2018年、最初のBrompton x CHPT3スペシャル エディションが、500台限定で工場の製造ラインから出荷され、すぐに需要が供給を超えるほどの人気となりました。ウィル・バトラー・アダムスとデヴィッド・ミラーの最初の出会いから3年後、製品開発を超えた双方の信頼関係の構築のなかで、BromptonとCHPT3も自転車の世界で互いに惹きつけられたのです。2018年エディションは、実用性とパフォーマンスを兼ね備え、2つのサイクリング領域を結合させています。チタンフォークとリアトライアングル、カスタムのタイヤとサドル、Ergon製グリップ、全体的な外観と雰囲気の組み合わせによって、コアとなるアイデンティティを失わずに、自転車をコミューター用からレース用に変身させました。
The product shot of the Brompton CHPT3 2018 Edition
A red edited photograph of the Herne Hill Velodrome on 14 June 2018 with graphic text "The race was insane" A red edited photograph of the Herne Hill Velodrome on 14 June 2018 with graphic text "The race was insane"

「完全なゲームチェンジャーだ!」

ツール・ド・フランスで、Brompton x CHPT3バイクを持っているのは、もはやデヴィッドやネッドだけではありませんでした。他の参加者も3週間に及ぶレース期間中、ちょっとした遊びに最適であることに気がついたのです。 ツール・ド・フランスのコースでも、毎日の通勤でも同様に、CHPT3はBrompton式の新しいサイクリングへと導きました。
An image collage of different cyclists riding the Brompton CHPT3 bikes

2019年エディション

2019年には、2つ目のバージョンを発売しました。コンセプトはそのままで、ディテールを洗練して改善し、革命というより、むしろ進化を遂げています。BrooksのサドルとErgonのグリップは、業界をリードするイギリスのメーカー、fabric社が取って代わりました。 Schwalbe ONEのタイヤは、特にBrompton x CHPT3 2019用に開発されました。35ミリ幅のタンウォールは転がり抵抗を低減し、極めて耐切断性の高いハイテク繊維を使用して、高度な耐パンク性能を維持しています。リアサスペンションブロックはレース仕様にチューニングされているため、剛性が高く、反応の良い乗り心地となり、操作性が向上しています。ファイアーレッドのフロントチューブは、テクスチャーのあるブラックのメインフレーム、チタン製フォーク、リアトライアングルで引き立たせています。
A product image of the Brompton x CHPT3 2019 Edition

2020年エディション

2020年には、アップデートされたBrompton x CHPT3 2020が発売されます。ロードバイク愛好家のいくつかのアイデアを折りたたみ自転車に融合させるという、一度きりの試みとしてスタートしたこのバイクは、第3章でどう進化できるか各チームが新しい考えを持ち寄り、長期的なコラボレーションへと変化しました。
Andrew Finkell testing the saddle of a Brompton x CHPT3 2020 edition bike
A cut out black and white photograph of cyclists riding the Brompton x CHPT3 bikes A cut out black and white photograph of cyclists riding the Brompton x CHPT3 bikes

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